論文が掲載されました！

野地先生（小田原循環器病院）らの研究論文がInternational Urology and Nephrology（IF:1.9）に掲載されました！おめでとうございます！REPnet-HD studyのデータを用いた研究であり、REPnetから7編目の研究論文となります。REPnetおよび多施設共同研究にご興味ある方は、ホームページの「お問い合わせ」ページよりご連絡ください。

論文の詳細は以下に記載しております。

【ジャーナル】

International Urology and Nephrology (https://doi.org/10.1007/s11255-025-04882-8)

【タイトル】

Association of physical activity and life space with cognitive frailty in patients on hemodialysis: the REPnet-HD study

【著者】

Takahumi Noji, Naoto Usui, Yoshifumi Abe, Sho Kojima, Daisuke Okamura, Yoichi Sato, Nobuhito Shinozaki, Nobuyuki Shirai, Kenta Mikami, Mizuki Nagashima, Yoji Yamada, Toshimasa Kasai, Masakazu Saitoh

【研究概要】

本研究は高齢血液透析患者を対象に、認知的フレイルとIPAQで評価された身体活動量とLife-space-Assessmentで評価した生活範囲との関連を検討しました。結果として認知的フレイルは身体的フレイルよりも低活動で、座位行動時間が多く、生活範囲が狭小化していることが明らかとなりました。

【著者のコメント】

高齢血液透析患者の認知的フレイルは低活動で、座位行動時間が多く、生活範囲が狭小化していることから、身体的フレイルの評価に加えて、認知機能障害の評価も行い、より早期の介入につなげることが重要と考えられます。研究を一からご指導頂き、英語論文までつなげることができました！ご指導頂いたREPnetの先生方、本当にありがとうございます！

REPnet事務局：n.usui.ot@juntendo.ac.jp