論文が掲載されました!
- kojisho29
- 7月9日
- 読了時間: 2分
更新日:7月17日
齊藤先生(順天堂大学)らの研究論文がRenal Replacement Therapy(IF:1.0)に掲載されました!おめでとうございます!REPnet-HD studyのデータを用いた研究であり、REPnetから5編目の研究論文となります。REPnetおよび多施設共同研究にご興味ある方は、ホームページの「お問い合わせ」ページよりご連絡ください。
論文の詳細は以下に記載しております。
【ジャーナル】
Renal Replacement Therapy (https://doi.org/10.1186/s41100-025-00634-7)
【タイトル】
Association of osteosarcopenia with physical frailty and cachexia in patients undergoing hemodialysis: the REPnet-HD study
【著者】
Masakazu Saitoh, Naoto Usui, Sho Kojima, Yoichi Sato, Yoshifumi Abe, and Akihiro Sakuyama
【研究概要】
本研究は血液透析患者におけるオステオサルコペニア、身体的フレイル、悪液質との関連を調査しました。その結果、オステオサルコペニアは身体的フレイルおよび悪液質と有意に関連することが明らかとなり、BIA法で評価した位相角はオステオサルコペニアの有用なスクリーニングツールになる可能性が示唆されました。
【著者のコメント】
血液透析患者のサルコペニア対策を検討するうえで、サルコペニアのサブタイプを把握することは非常に重要です。本研究では、オステオサルコペニアが身体的フレイルや悪液質と関連する要因であることが示されました。この結果を踏まえ、「骨格筋」だけでなく「骨」にも注目しながら、包括的腎臓リハビリテーションを実施していきましょう。
REPnet事務局:n.usui.ot@juntendo.ac.jp





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