論文が掲載されました!
- kojisho29
- 4月10日
- 読了時間: 2分
白井先生(新潟臨港病院)らの研究論文がJournal of Renal Nutrition (IF: 3.4)に掲載されました!おめでとうございます!REPnet-HD studyのデータを用いた研究であり、REPnetから4編目の研究論文となります。REPnetおよび多施設共同研究にご興味ある方は、ホームページの「お問い合わせ」ページよりご連絡ください。
論文の詳細は以下に記載しております。
【ジャーナル】
Journal of Renal Nutrition(https://doi.org/10.1053/j.jrn.2025.03.006)
【タイトル】
Relationship between frailty, as assessed using the Kihon Checklist, and falls in hemodialysis patients: a multicenter prospective cohort study
【著者】
Nobuyuki Shirai, Naoto Usui, Daisuke Okamura, Yoichi Sato, Sho Kojima, Kenta Mikami, Mizuki Nagashima, Yu Shimano, Nobuhito Shinozaki, Syun Hirukawa, Akihiro Sakuyama, Yoji Yamada, Masakazu Saitoh
【研究概要】
本研究では、血液透析(HD)患者の基本チェックリスト(KCL)で評価したフレイルが将来の転倒に関連しているかを明らかにしました。その結果、1年後の転倒リスクはロバストと比較して、プレフレイルで3.0倍、フレイルで6.8倍でした。さらに、KCLの下位項目のうち、身体機能と認知機能が将来の転倒と関連していることが明らかになりました。
【著者のコメント】
KCLは質問紙なので臨床で簡便に利用しやすく、転倒リスクを推定するためのスクリーニングツールになる可能性があります。HD患者の転倒リスクを軽減するためには、プレフレイルもしくはロバストの段階から早期に効果的な介入を計画することが重要であると考えられます。
REPnet事務局:n.usui.ot@juntendo.ac.jp
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