論文が掲載されました！

佐藤先生（魚沼基幹病院）らの研究論文がRenal Replacement Therapy（IF: 1.2）に掲載されました！おめでとうございます！REPnet-HD studyのデータを用いた研究であり、REPnetから初めての研究論文となります。REPnetおよび多施設共同研究にご興味ある方は、「お問い合わせ」ページよりご連絡ください。

論文の詳細は以下に記載しております。

【ジャーナル】

Renal Replacement Therapy（DOI：10.1186/s41100-024-00532-4）

【タイトル】

Effect of walkability on the physical activity of hemodialysis patients: a multicenter study

【著者】

Yoichi Sato, Naoto Usui, Yoshifumi Abe, Daisuke Okamura, Yota Kuramochi, Sho Kojima, Nobuto Shinozaki, Yu Shimano, Nobuyuki Shirai, Kenta Mikami, Yoji Yamada and Masakazu Saitoh

【研究概要】

本研究では、透析患者において近隣環境の歩きやすさ（Walkability）と身体活動量の関係を検討しました。その結果、Walkabilityは“歩行活動”と正の関連を、“中高強度身体活動”と負の関連を示しました。身体活動に対して、居住地域の近隣環境が影響する可能性が示唆されました。

【著者のコメント】

本研究は、身体活動に対する環境因子の影響を示唆する結果です。これまでに、身体活動量の目標値を設定する場合、元々の歩数や身体機能を考慮することが一般的でした。本研究の結果を受け、居住地域の近隣環境も考慮した個別性のある生活指導により、透析患者の身体活動量及び身体機能の向上につながることが期待されます。

REPnet事務局：n.usui.ot@juntendo.ac.jp