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論文が掲載されました!

  • kojisho29
  • 2024年5月6日
  • 読了時間: 2分

白井先生(新潟臨港病院)らの研究論文がPhysical Therapy & Rehabilitation Journal(IF:3.8)に掲載されました!おめでとうございます!REPnet-HD studyのデータを用いた研究であり、REPnetから2編目の研究論文となります。REPnetおよび多施設共同研究にご興味ある方は、ホームページの「お問い合わせ」ページよりご連絡ください。


論文の詳細は以下に記載しております。

【ジャーナル】

Physical Therapy & Rehabilitation Journal (DOI: 10.1093/ptj/pzae064)

【タイトル】

Relationship between falls, fear of falling, and physical activity level in hemodialysis patients

【著者】

Nobuyuki Shirai, Naoto Usui, Yoshifumi Abe, Hajime Tamiya, Takashi Amari, Sho Kojima, Kenta Mikami, Mizuki Nagashima, Nobuhito Shinozaki, Yu Shimano, Masakazu Saitoh.

【研究概要】

本研究では、血液透析患者の転倒恐怖感が将来の転倒に関連しているのかを調査しました。その結果、転倒恐怖感は将来の転倒に独立して関連していました。さらに、転倒恐怖感の評価スケールであるFalls Efficacy Scale - International(FES-I)のカットオフ値を超えると急激に転倒リスクが上がることがわかりました。また、転倒恐怖感と身体活動量および身体機能には負の相関関係が認められ、転倒リスクの増加には転倒恐怖感と身体活動量や身体的フレイルが相互的に作用している可能性が示唆されました。

【著者のコメント】

血液透析患者は転倒恐怖感を増加する因子を多く有しています。転倒恐怖感を減らすには実際に運動を実施して、日常生活を転倒せずに暮らせる自信をつけることが重要とされています。そのためにも、転倒恐怖感の評価と介入は転倒リスクを減らすためにも重要であると考えます。


REPnet事務局:n.usui.ot@juntendo.ac.jp





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